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Powe platformははたらき者〜Ansible × Power Automate は、実はとても仲よし

2026.2.5
Dataverseのライセンス費用をやさしく解説〜基本編

インフラ運用の自動化というと、
「なんだか難しそう」
「ガチのエンジニアじゃないと無理そう」
そんな印象を持っている人も多いかもしれません。

でも実は、
Ansible*1Power Automate*2 は、かなり気の合うコンビです。
いわば、
黙々と作業する職人タイプの Ansible
気配り上手な事務担当の Power Automate
役割分担がきれいにハマります。

Ansibleは「やること」に集中するのが得意

Ansibleが得意なのは、とにかくこれです。

  • サーバにログインする
  • 設定を確認する
  • コマンドを実行する
  • 結果を取得する

余計なことは考えません。
「決められた作業を、正確に、何度でも」
これがAnsibleの美徳です。

ただし、Ansibleは
「その結果をどう使うか」
「誰に知らせるか」
「次に何をするか」
までは考えてくれません。

Power Automateは「判断と連携」が得意

そこで登場するのが Power Automate です。

Power Automateは、

  • 結果を見て
  • 条件で分けて
  • 人や別システムにつなぐ

こうした判断と連携の仕事が大得意。

Ansibleが出力したJSONやCSVを受け取り、
「異常があったらTeamsに通知」
「問題なければ台帳だけ更新」
と、気が利いた動きをしてくれます。

この2人、なぜこんなに相性がいいのか

理由はシンプルです。

  • Ansibleは機械向けの仕事
  • Power Automateは業務向けの仕事

この役割分担が、最初からズレていません。

Ansibleに無理やり判断をさせない。
Power Automateにサーバ操作をさせない。

お互いの「得意なことだけ」を任せる。
これだけで、驚くほど安定します。

「運転要員の仕事」を自然に減らせる

この組み合わせが特に効くのが、
SESや情シスでよくある運用業務です。

  • 監視結果をまとめて報告
  • 作業結果を台帳に転記
  • 異常時だけ連絡

これまで人がやっていた
「見る・まとめる・連絡する」作業は、
ほぼPower Automateに任せられます。

人は
「本当に対応が必要なケース」
だけを見ればいい。

これは楽をするためではなく、
ミスを減らし、属人化をなくすための自動化です。

実は「ちょうどいい自動化」

Ansible × Power Automate は、
いきなりAIだ、AIOpsだ、という話ではありません。

  • 現場で通る
  • 説明しやすい
  • 小さく始められる

という「ちょうどよさ」があります。

自動化の第一歩として、
この2人を組ませない理由はありません。

まとめ:仲良しな理由は、無理をしないから

Ansibleは黙って作業する。
Power Automateは周りとつなぐ。
人は例外と改善に集中する。

この関係性ができた瞬間、
運用は「回す仕事」から
「設計する仕事」に変わります。

Ansible × Power Automate。
実はこの2人、
最初から一緒に使われる前提で生まれてきたんじゃないか
と思えるくらい、仲良しです。

自動化に興味はあるけど、
どこから始めればいいかわからない。
そんなときは、
まずこのコンビから始めてみるのがおすすめです。

*1 Ansible(アンシブル)とは

サーバやネットワーク機器に対する設定変更や確認作業を、自動で実行できる運用自動化ツールです。
人がSSHでログインして行っていた作業を、手順通り・ミスなく・何度でも再現できます。
「インフラ作業をコードで管理する」ための代表的な仕組みです。

*2 Power Automate(パワーオートメート)とは

Microsoftが提供する業務自動化(RPA)ツールで、通知・承認・台帳更新などの事務作業を自動化できます。
メールやTeams、Excel、SharePointなどと簡単につながるのが特長です。
IT作業の結果を「業務フロー」に自然につなぐ役割を担います。

【執筆】インフォース 経営企画室 山中清志
(元日本マイクロソフト本部長)

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