DXって何? 何に使えるの?
DXって何?
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、ITの利用によって生活をあらゆる方向によくするということなのですが、中小企業のお客様からは、DXと言われても今までのIT活用との違いがよく分からないという声が多く聞かれます。IT時代と言われてずいぶん時間が立ちましたがDXはいったい今までのそれとどう違うのでしょうか。
今までの情報化とDXは何が違うの?
ひとことでいうとDXとはIT以前に「事業の変革ありき」で取り組む必要があります。テクノロジーを活用して新しいサービスや付価値を創り出すというのがDXの重要な要素となります。例えばスマートフォンなどを通じて企業が顧客と直接つながることで、顧客の動向をより深く理解できるようになります。さらにはそのデータを生かすことで、よりよい商品・サービスや新たな事業モデルを生み出すことができるようになります。
また従来型のIT活用で多かったのは、過去のデータを使って今の仕事を効率化するという使い方、あるいは手入力やFAXできたデータを自動処理するなど効率化が主な目的です。しかし、現代のテクノロジーでは、大量のデータをAIなどで分析すれば、これから起こることも分かるようになります。この未来を予想するデータの使い方はDXの重要な本質になります。
DXはどんな風につかえるの?
具体例で考えてみましょう。たとえば製造業企業における機器の故障予測ですがIoTを駆使して工場にある機器のデータを収集し、AI分析にかけることにより軽微な異変から機器の故障を事前に察知するという、これまでごくわずかなベテランや経験豊かな職人以外にしかできなかったことが可能になります。
また小売業や飲食業では、過去の販売実績に気象や人の流れのデータを掛け合わせより正確な需要予測も行われています。
さらにテクノロジーを活用して新しいサービスや付価値を創り出すというのもDXの重要な要素です。例えばスマートフォンなどを通じて企業が顧客と直接つながることで、消費者をより深く理解できるようになります。そのデータを生かすことで、よりよい商品・サービスや新たな事業モデルを生み出すことができるようになります。
“ヒト”“モノ”“カネ”に続き、これからは“データ”が第4の経営資源になるという言葉はまさにDXの本質です。今後は人材活用や資産管理に加えデータを上手に活かして、会社の利益を拡大することが経営の成功条件になります。
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