Power Automateってなに?
定型業務をぐっとラクにするMicrosoftの自動化ツール!

みなさん、こんにちは!インフォースのページにようこそ。
毎日のルーチンワーク、手間だな〜と思っていませんか?
たとえば、メールが届いたら添付ファイルを保存して、Excelに内容を転記して…なんて作業。
実は Power Automate を使えば、こうした定型業務を簡単に自動化できるんです!
今回は、Power Automateの「3つのワークフロー機能」について、ITに詳しくない方にもわかりやすく紹介します!
1. クラウドフロー 〜クラウド上で自動処理〜
「クラウドフロー」は、クラウド上のデータやアプリ同士をつなぎ、自動で処理を実行する仕組みです。
たとえば:
- SharePointにファイルがアップされたらTeamsで通知
- Gmailに届いた特定のメールをOneDriveに保存
といったフローを、ノーコードで作成・自動実行できます。
Microsoft 365製品だけでなく、Google Workspace、Slack、Dropbox、SAP、Oracleなど、さまざまな外部サービスとの連携も可能。社内に点在するシステムをつないで、情報の流れをスムーズにします。
※一部のコネクタ(例:Salesforce、PremiumなERP系)は 有償ライセンス が必要です。
2. デスクトップフロー(Power Automate for desktop)〜PC操作をまるごと自動化〜
こちらは 「人のPC操作」をそっくり自動で再現してくれるRPA機能。
- ファイルのコピー・貼り付け
- Excelや社内システムの操作
- Webサイトの情報取得や送信
など、人が手作業でやっていたことを、あらかじめ録画・設定して自動実行できます。
RPAツール(UiPathやWinActorなど)に近い機能を、Microsoftの標準ツールとして利用可能です。
Windows 10以降のPCであれば、一部の機能は無料で利用可能ですが、高度な機能(UI要素の識別や仮想デスクトップ対応など)は有償ライセンス(Premiumプラン)が必要になる点にご注意ください。
3. ビジネスプロセスフロー 〜業務の流れを“型”にして見える化〜
これは少し上級者向けの機能。
Power Appsの「モデル駆動型アプリ」と連携して、業務の流れを明確なステップに分けて管理できます。
たとえば:
- 案件対応の進捗(受付 → 担当割り振り → 契約 → 請求)をチーム全体で共有
- 申請処理の標準化とステージごとの責任者明確化
など、「誰が、何を、いつまでに」やるのかを可視化・標準化することで、業務の属人化を防ぎ、ミスや抜け漏れのリスクを減らせます。
“モデル”とは、業務の土台となるデータ構造(テーブルやエンティティ)の設計のこと。業務を深く理解したうえでシステムに落とし込む力が求められます。
まとめ:Power Automateで“作業時間”を“価値ある時間”に!
Power Automateは、
- クラウド連携
- PC操作の自動化(RPA)
- 業務プロセスの見える化
という3つのアプローチで、日々の繰り返し作業からあなたを解放します。
「えっ、これも自動化できるの?」と驚くようなことが、実は簡単に実現できます。
まずは、無料でできるクラウドフローやデスクトップフローから試してみてください。
自分の仕事のやり方が変わる体験になるはずです!
導入やライセンスの相談は即インフォースまでお問合わせください。
(※当該記事の内容は掲載時点での情報に拠ります。)
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