Accessのとっておき最新情報!
Salesforce連携機能って何?
Salesforce連携機能って何? 何ができるの?
WordやPowerPointほど話題になる事は最近少なくなりましたがAccessもMicrosoft365 OfficeSuiteの一員として確実に新しい機能や改善がアップデートの度に加えられています。今日はAccessの機能として2019から追加されSalesforceにデータをリンクしたり、インポートしたりする機能についてご紹介いたします。
Salesforce連携機能ってどうやって使うの?
Salesforceへのアクセスに使用するには、APIアクセスを有効にし次のODBCドライバーDeveloperEdition、Professional Edition、Enterprise Edition、または Unlimited Editionに基づく Salesforceアカウントを用意いたします。
リンクまたはインポートするテーブルを指定し一度の操作でSalesforceの複数のテーブルをリンクまたはインポートすることができます。
Salesforceは顧客情報(企業情報や部署、担当者名など)、営業活動の様々なパターン(キャンペーンや商談情報、ToDoなど)そして商談プロセスなどをオブジェクトとしてテーブルに格納していますが他にもカスタムオブジェクトとしていろいろなデータを格納することができます。
これらのオブジェクトを組み合わせてあるいはカスタムオブジェクトを作成し必要なレポートや帳票出力を作成するにはSalesforceの独自の開発環境と言語で行いますが自分の部署だけで必要あるいは一時的なアウトプットのためだけにセールスフォースのApexで開発する必要がどこまであるかよく考える必要はあります。
もちろん、たとえばちょっとしたレポートやフォームが必要な場合いったんインポートすれば後はAccessで必要な処理をするだけです。
“Microsoft Access - Salesforceに接続”ダイアログ ボックスの“追加の接続文字列パラメーター]”ボックスに入力できる接続パラメーターにはユーザーIDやパスワードのほかにもAutoLogout(自動接続解除)やBulkBatchSize(読み込みサイズ指定)など20近いパラメータが用意されていますがインフォースグループではすべて検証いたしました。
どこまで使えるの?
最後に制限や制約条件などについてふれてみます。
リンクまたはインポートするテーブルを指定し 一度の操作で複数のテーブルをリンクまたはインポートすることができますが制約としては、各テーブルの列数ですがAccessは1テーブルにつき255を超えるフィールドをサポートしていないため、Accessは最初の255列のみをリンクまたはインポートする必要があります。またデータの総量については、Accessデータベースの最大サイズは、2GBからシステム オブジェクトに必要な領域を引いた大きさですのでSalesforceに大きなテーブルが含まれている場合は全部を1つのAccess データベースにインポートすることはできません。この場合、インポートする代わりにデータへリンクすることを検討してください。
またAccessは、これらの関連するテーブル間にリレーションシップを自動的に作成しません。(データをインポートする場合、Accessは1回限りのデータのコピーを作成)リレーションシップウィンドウを使用して、新しいテーブルと既存のテーブル間のリレーションシップを手動で作成することはできます。このあたりもインフォースグループではすでに実証済でノウハウがありますのでお気軽に相談いただけますようお願いいたします。
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